サーモウッドって何? 普通の木材と何が違うの?
投稿日: 投稿者:山下貴広

「ウッドデッキを作りたいけど、すぐ腐らないか心配……」
「外で使う木材って、結局どれがいいの?」
そんな時によく耳にするのが「サーモウッド」という名前。
「普通の木材と何が違うの?」という疑問にお答えするために、今回はサーモウッドの秘密を分かりやすく解説します。
【もくじ】 サーモウッドとは?普通の木材との違い
01 / サーモウッドとは
02 /なぜ外で長く使えるの?
03 / 普通の木材との違い
04 / 本物」のサーモウッド、その違いとは?
05 / メリット・デメリット
06 / まとめ
01 / サーモウッドとは
一言で言うと、「高熱でじっくり焼き上げた、魔法の木材」 のことです。
薬剤を一切使わず、200度以上の高温で熱処理(加熱)を施すことで、木材の細胞を変化させています。北欧フィンランドで生まれた、環境に優しく、かつ非常に機能的な加工技術です。

02 / なぜ外で長く使えるの?
木材が腐る最大の理由は、水分を吸って「腐朽菌(ふきゅうきん)」が繁殖すること。サーモウッドは加熱されることで、以下の変化が起こります。
● 水分を吸いにくくなる
木の細胞が変化し、湿気を寄せ付けない体質になります。
● 菌の栄養分がなくなる
熱によって木材の中の糖分(菌の餌)が分解されるため、腐りにくくなります。
この「腐りにくさ」があるからこそ、雨風にさらされる屋外でも長く使うことができるんです。

03-1 / 普通の木材との違い
一番の違いは、「寸法安定性(反りやねじれの少なさ)」です。普通の木材は 乾燥や湿気で伸び縮みし、反ったり割れたりしやすいですが、サーモウッドは限界まで熱で水分を飛ばしているため、施工後も形が変わりにくいのが特徴です。
また、薬剤を注入した「防腐木材」と違い、完全無農薬。小さなお子様やペットがいるご家庭でも、安心して素足で触れることができます。

04 / 「本物」のサーモウッド、その違いとは?
実は、熱処理された木材ならどれでも「サーモウッド」と呼べるわけではありません。K-WOODS LIFEで扱うサーモウッドには、他とは違う「信頼の証」があります。
フィンランド・サーモウッド協会のライセンス
サーモウッドの技術は、サウナの本場フィンランドで生まれました。本場フィンランドには「サーモウッド協会」という団体があり、厳格な品質基準と製造プロセスを定めています。越井木材のサーモウッド: 日本で唯一、この協会のライセンスを取得し、厳しい品質管理のもとで国内製造しています。いわば、「本場の技術を正しく受け継いだ、最高品質の証」 が付いています。
その他のサーモウッド(非認定品)、独自の加熱方法で作られたものや、基準が曖昧なものも存在します。これらは処理が不十分で、数年で腐ったり、品質にバラつきがあったりすることがあります。
「日本の木」を活かした国内製造海外から輸入されるサーモウッドの多くは、欧州の樹種(パイン材など)が中心です。しかし、日本の気候は湿度が高く、シロアリなどのリスクも異なります。私たちのサーモウッドは、日本のスギやヒノキといった国産材を使用し、日本の気候に合うように最適化された条件で製造しています。地元の木を使い、地元の工場で責任を持って作る。これが「越井木材クオリティ」です。

輸入コストと品質の安定性
サーモウッドを輸入した場合、輸送期間中に湿気を吸ってしまったり、輸送コストがかさむ分、品質の割に価格が高くなりがちです。
しかし、K-WOODS LIFEが提供するサーモウッドは国内自社工場で一貫生産しているため、常にフレッシュで安定した品質の木材を、適正な価格でお届けできます。
05 / メリット・デメリット
選ぶ前に知っておきたい、サーモウッドの本音をお伝えします。
| メリット | デメリット |
|---|---|
|
・耐久性が高い ・腐りにくい ・寸法安定性に優れる ・薬剤不使用で環境に優しい ・高級感のある深い色味 |
・価格が割高 ・もろい(仕上げ材向き) ・独特な焦げた臭いがする ・無塗装だと色褪せが起こる |
見た目の変化が気になる場合は、塗料を塗布して色褪せを遅らせたり、屋外の軒や屋根がある場所で使うようにするなど、工夫次第で見た目の変化を遅らせることができます。
お手入れして美観を保つこともできますが、それはまた別のコラムでご紹介します!
06 / まとめ

サーモウッドは、「自然の木の風合いを楽しみつつ、メンテナンスの手間を減らしたい」 という方にぴったりの木材です。「長く、美しく、安心して使いたい」そんなデッキライフの相棒に、サーモウッドを検討してみてはいかがでしょうか?
サーモウッドの商品ページは下記リンクよりご確認いただけます。
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